見落としがちな出費 ”保育料” に注意!子育て世代が陥るお金の悩みとは

子育て中はなにかとお金がかかるもの。

その中でも「思っていたより高かった」という見落としがちな出費が保育料です。

この記事では、保育料に関する制度や、保育料の比較を紹介します。なかなか他人に相談しにくいお金の問題としっかり向き合っていきましょう。

子育て中はお金の悩みが尽きないもの

妊婦健診・出産・ベビー用品・粉ミルク・おむつ・離乳食など、小さな子どもを育てるにはお金がかかります。

平成21年度の内閣府調査によると0歳から6歳までどの年齢においても年間100万円前後の出費があることが明らかになりました。

保育料も大きな出費の一つです。

2019年から幼児教育・保育の無償化がスタートし、一般的な世帯では3歳から保育料が無料になりましたが、1歳・2歳の2年間は基本的に保育料が発生します。

子どもを預けて働く親にとって欠かせない保育園ですが、地域によっては年間で50万円以上かかることもあります。

保育料や制度を詳しくみていきましょう。

意外と高い? 0歳~2歳の保育料

保育料は居住する市町村の制度及び住民税の納付額によって決定し、世帯年収の高い人ほど金額が高くなります。保育料の例として川崎市の認可保育所・認定こども園の3歳児未満の保育料を紹介します。

令和3年度川崎市保育料月額表

一般的な共働き夫婦(世帯年収600万円・市民税約18.5万円)の第一子は月額5万円です。

川崎市は全国的に見ても保育料が高い地域ですが、年間で60万円・2年間で120万円を保育料として支払うのは想像以上に家計を圧迫すると推測できます。

次に川崎市の保育園や幼稚園に関する制度を紹介します。

保育料に関する川崎市の制度について

川崎市には複数の保育施設があり、利用可能な条件や保育料が異なります。川崎市で利用できる保育施設の種類は以下の通りです。

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認可保育所

就労などのために保護者が家庭で保育できない子どもを保育することを目的とした施設。

小規模保育事業(A型・B型・C型)

平成27年の子ども・子育て支援新制度で新しく作られた施設。0歳から2歳を対象に、就労などが理由で保育を必要とする場合に、保護者に変わって保育をします。保育士の資格を有する保育従事者の数によってA型・B型・C型が異なります。

家庭的保育事業

平成27年の子ども・子育て支援新制度で新しく作られた施設。0歳から2歳を対象に、就労などが理由で保育を必要とする場合に、家庭的保育者が少人数クラス(定員3名から5名)で保育をします。

川崎認定保育園

児童福祉法の認可外保育園のうち、川崎市が独自で認定した保育施設。

おなかま保育室

保育所等の利用申し込みをし、入所要件を満たしながらも入所できない子どもを預けられる施設。生後6カ月から3歳未満が対象です。

地域保育園

児童福祉法上の認可を受けていない施設。

一言で「保育園」と言っても、複数の種類があることがわかります。これだけ種類があると、利用条件や保育料を調べる作業も複雑で時間がかかりそうですね。小さい子どもを育てながらなのでなおさらです。夫婦で協力して保活を進めていきましょう。

川崎市と世田谷区では保育料に48万円もの差が!?

「川崎市の保育料は高い」と前述しましたが、実際にどのくらい高いのでしょうか。

川崎市と隣接する横浜市・世田谷区の保育料を比較してみます。

世帯収入600万円の第一子の保育標準時間の月額保育料

都市川崎市横浜市世田谷区
保育料50,000円44,500円29,700円

川崎市と世田谷区を比較すると1カ月に20,300円、2年間で487,000円も差が生じることがわかります。

神奈川県内の横浜市と比較しても川崎市は保育料が高いです。

出産や育児を機に引っ越しをする夫婦は、保育料の金額も考慮して転居先を検討すると良いですね。

https://minnakosodate.net/kawasaki-hoikuryo/

お金の相談窓口「ファミスク」とは?

「子どもを預けて働けば大丈夫!」と思っていても、保育施設を利用するために保育料自体が大きな出費になることがわかりました。子育て以外にも、家を建てたり、老後の貯蓄が必要だったり、働き盛りの世代の共働き夫婦にはお金の悩みが絶えません。

共働き夫婦のお金の不安や悩みを解消するためのお金の相談窓口として利用したいのが「ファミスク」です。

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忙しい共働き夫婦が、必要なときに必要なタイミングで利用できるのが「ファミスク」です。

将来に対するお金の漠然とした不安を解消し、安心して家族と暮らすため、ぜひプロの力を借りてみましょう。

お金のコト、家のコト、気軽にプロに相談してみませんか?

まとめ

保育料は地域によって金額が異なり、子育てに関する出費に大きな影響があることがわかりました。

結婚や出産を機に転居を考えている夫婦は、家賃と併せて保育料を考慮して住む場所を決めることが重要です。

また、国の制度を利用することで子育てにかかる費用や保育料などの出費を減らすこともできます。制度やお金の知識を身に着けることは、自身や家族の生活を守り、選択肢を増やすことにつながります。

忙しいと後回しにしてしまいがちなお金の問題。

必要なときに気軽に相談できるお金の相談口「ファミスク」をサービスを「お金のかかりつけ医」として活用し、家族の安心を手に入れてください。

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