川崎市の保活って本当に大変ですよね。
神奈川県で待機児童と聞くと、横浜市ばかりがピックアップされがちですが、横浜市の場合は、内陸のところは意外と入りやすかったりもするので、むしろ川崎の方が全区に渡って、激戦という状態は本当に大変です。
これから川崎市で保活(=保育園を探す)にあたって、どういうことをすべきなのか実際の川崎市の状況なども踏まえて解説していきます。
なお、令和4年度の保育園利用案内はこちらです。
川崎市の激戦区ランキング
先ずは保活を始めるにあたって、自分の住んでいる区がどれぐらいのレベルで激戦状態なのか見てみましょう。
一言で川崎市が激戦区だと言っても、やはり武蔵小杉などの人が集まりやすいところが人気ですよね。
当サイトでも保育園の空き待ち人数を使用してどの程度の児童が待機状態なのかをランキング化しています。正確には1人で複数の園の申し込みができるので、実際の待機児童の人数ではないですが、どの程度どの区が混んでいるのか、人気があるのかはわかると思います。
保育点数を確認してみる
そして次に自分の保育点数がどの程度あるのか調べてみましょう。
区役所に行って相談しながら確認するのが一番正確ではありますが、最近のこのコロナ禍の状況でなかなか窓口に行くのも億劫という方は、当サイトで作成している保育点数確認ツールを使えば簡易的に自分の保育点数を確認することが可能です。
あなたの保育施設利用調整ランクを確認する
本アプリは川崎市発行の保育所・幼稚園・認定こども園利用案内「教育・保育施設及び地域型保育事業に関わる利用調整基準」に基づいて作成しておりますが、最新情報については区役所窓口にてご確認ください。
因みに一般的にみんなの保育点数がどこら辺になるかというと、共働きの夫婦、子供1人目となると、ほとんどの方が「A6−2」になるはずです。
同ランクの場合、最終的には抽選・・・ではなく、年収で決定します。つまり年収の低い順から入園が決まっていきますので、ある程度の年収になるとほとんど認可には入れないというのが実情です。
区役所で、園ごとの去年の実績、どの程度のランクで、どの程度の世帯年収の方が当選しているかは確認できますので、詳しくは区役所に行って相談してみましょう。
https://minnakosodate.net/kosodate/kawasaki-kinder-lottery/
保育園の見学について
それでは、保育園の見学になります。

保育園の見学は基本的には通年どこの保育園でも実施していますが、やはり10月以降になるとどこも一気に見学予約が埋まります。保育園では大体お昼寝の時間の1時間程度の間に〜4組程度しか同時に受け入れてくれませんし、人気の保育園に関しては、見学だけでも毎日結構な人数がきます。
なので、先ずは保育園の見学は前広に計画することをお勧めします。予約自体はほとんど園に直接電話をかけるような形になっているはずです。
1点注意して欲しいのは、認可保育園や人気の保育園ばかり行かないことです。なぜかと言うと川崎の保育園事情はご存知の通り、激戦です。ほとんど認可には1人目の子供が初年度入れたという人は聞いたことがありません。そのためほとんどの方が、兄弟点数がついて入るか、もしくは初年度は認定保育園などに通園後、ランクを上げてから認可保育園に入っている方がほとんどになります。
つまり人気の保育園ばかり行ってしまうと、認可が全て落ちてしまった時に、2月から急に保育園を探す羽目になってしまいます。
保育園の申し込み
保育園の申し込みは、認可については区役所にて申込を行います。
それ以外の認可外の認定保育園などは園に直接申込用紙を貰って、郵送などで申し込むような形になっています。
認可の場合は、完全に保育点数と年収による割り当てになっていますので、人気の保育園などになかなか入るのは難しいので、もしどうしても認可に入りたいという方は、できるだけ多くの認可保育園を書き込んでもOKです。
よく申込用紙には数個しか書けないので、それ以上申し込めないのでは?と思う人もいるかもしれませんが、用紙に書き切れない場合には、自分でエクセルなどで希望する保育園を書けるだけ書いてもOKです。
希望順位がです割当に影響することはないので、ともかく自分が行きたい(通園できる)保育園をいくらでも書くことは可能です。
いくらでも書けるとはいえ、当選後に「やっぱり無理」と辞退した場合には、他の認可にうつることはできないので注意しましょう
まとめ
今回は川崎市で保活を始めるのに当たっての大まかな流れを説明しました。
保活は正直どうしようもならない部分もあるので、ただその中でも出来るだけ良いところに子供を預けたいですよね。
色々と大変だと思いますが、是非一緒に保活を頑張っていきましょう!