生田緑地って知っていますか?
川崎市が誇る約180ヘクタールにも渡る巨大な緑地なんですが、内部には岡本太郎美術館や、プラネタリウム、日本民家園、さらには鉄道好きには堪らないD51(デゴイチ)の蒸気機関車なども展示があったりと、子供を連れて行くのは抜群のローケーションなんです。
その中で意外と知られていないのが、今回紹介する枡形山広場なんです。公園と名前がついていないので、検索にもあまり引っかかりませんし、さらには生田緑地の中でも奥まったところに位置しているので、意外と行っても気付かないことが多いんです。
今回は枡形山広場について紹介します。
生田緑地は川崎市の貴重な広大な公園
生田緑地の最寄り駅はかつて遊園地、モノレールのあったのあった向ヶ丘遊園駅になります。
住所:多摩区枡形6-4740ほか(生田緑地内)
交通案内:小田急線「向ヶ丘遊園駅」南口下車、徒歩15分
生田緑地は川崎市内最大の都市公園で、その起源は鎌倉時代まで遡り、同地に桝形城を築いたところから始まっています。
近代になってもこれだけ自然が残っているのは、最寄り駅を管理する小田急電鉄が自然を一体化させた状態で都市開発を進めてくれたおかげで、今でもこの規模の緑地が残ることになっています。
意外と知られていない枡形山広場
生田緑地自体は結構名前ぐらいは聞いたことがあるという人は多いんですが、桝形山というとみんな「どこ?」って言う人が多いんです。
そもそも生田緑地は桝形山と飯室山を囲むように作られているのに、あまり知名度は低いですよね。実は桝形山は標高85mのれっきとした山で、その山頂付近に広がっているのが桝形山広場になるわけです。
枡形山広場の行き方
向ヶ丘遊園などの正門から桝形山広場の行き方は3つあります。
ルート上、登山ルートと書きましたが、所詮は85mの丘みたいな山ですから、子供でも簡単に登ることができます。但し、飯室山経由のルートに関しては多少長いので、注意してください。
一番無理なく登れるのは、日本民家園を迂回して登るルートで、道のほとんどはコンクリートで整備されているので、多少の勾配はありますが、ベビーカーを押しながらでも登ることができます。
アスレチック遊具
山頂には無料の公園とは思えないぐらいの大きなアスレチック遊具があり、小学生ぐらいまでの子供を連れて行くと夢中になって、いつまでも遊んでしまいます。
遊具の周りには、柔らかい材質でできたゴムのようなコンクリートでできているので、万が一転んだ理しても大きな怪我をすることはありません。
展望台で川崎市を一望
山頂にはエレベーター付きの展望台があり、川崎市内を一望することができます。エレベーター付きなので、ベビーカーや車椅子の状態でも上がることが可能ですね。見た目はかつての桝形城を意識した作りになっています。
営業時間は16時半までになっているので、遊びに行く際には注意してください。
お昼ご飯を持っていけばピクニックも
広場はかなり広くなっており、常に家族連れで賑わっています。ベンチもあるので、お弁当などを持ってくればピクニックなども可能ですね。
実際ぼくが行くときにはいつもテントやキャンプ用の椅子、テーブルを持ち込んでいる光景を見かけます。
子供連れには嬉しいおむつ台付き多目的トイレ
そしてこれが子育て世帯には一番嬉しいポイントかもしれないんですが、外で子供のトイレって困りますよね。特にこういった完全な屋外にあるような公園の場合は、子供のオムツを換えるのに場所を探したりするのが大変です。
桝形山広場では、通常のトイレはもちろんあるんですが、それ以外に多目的トイレがあり、その中になんとおむつ台があるんです。なので、急にウンチが漏れたとかの時でもすぐにトイレで処理することができるという便利さがあります。
まとめ:週末に最適な場所。秋には落ち葉拾い、春にはお花見
今回は川崎市内最大の都市公園「生田緑地」の中にある「桝形山広場」について紹介しました。
生田緑地は車でも行けますし、電車でも行けるし、本当に子供を連れて行くには便利な公園ですよね。我が家の子供も、いつも「どこの公園に行く?」と聞くと「でっかい公園のとこ!!(生田緑地のこと)」と言ってきます。
今度の週末どこに子供を連れて行こうか悩んでいるなら、是非オススメのスポットですよ。