小学校入学となると、いよいよ子どもが一人で通学を始めます。
保育園や幼稚園の頃は必ず親が送り迎えしていたため、まだ行動範囲も限定されていました。
しかし、小学生になると活動範囲が一気に広がっていきますよね。川崎市内でも各地域によって通学路はさまざまですが、車や人の往来が多いエリアを子どもが一人で歩くのは不安がつきまといます。
さらにほとんどの小学校では、スマホを持ち込むことが禁止されていることもあり、連絡手段としてのスマホやGPS機能付きキッズケータイを簡単に持たせることができません。
そこで注目されるのが、子ども用のGPSトラッカー。月々500円程度で利用できるものも増えてきており、わたし自身も導入を検討している最中です。
この記事では、小学生にGPSトラッカーを持たせる必要性や、選ぶ際のポイント、そして代表的な子ども向けGPSの製品を比較表形式でご紹介しながら、わたしが最終的に選んだものをご案内します。



小学生にGPSトラッカーを持たせる必要性
行動範囲が増えて親の目が届かなくなる不安
小学生になると、学童や放課後の習い事、友だちとの遊びなど、子どもの行動範囲は一気に広がります。
特に川崎市のように人口が多く、交通量も多い地域では、「慣れないルートを歩いているうちに道に迷ってしまわないか?」という心配を抱く親御さんも多いでしょう。
GPSトラッカーがあれば、現在どのあたりを移動しているのかをスマホアプリからすぐに確認できます。
迷子の時にも安心
子どもが迷子になりそうなシーンは、通学以外にも休日の外出やイベントなどで起こり得ます。
そんな時、子どもが「どこにいるか」を把握できるのは心強いものです。
万が一迷子になったり、予定の時間を大幅に過ぎても帰ってこない場合、GPSの位置情報があることで早めに探しに行けるというメリットがあります。
子どもに持たせるGPSトラッカーの条件
位置精度の正確性
GPSトラッカーを選ぶ際、まず注目すべきは位置情報の精度です。
位置情報が大きくズレてしまうと、「本当に子どもがそこにいるのか?」と逆に不安になります。
GPS以外にもWi-Fiや携帯基地局の電波を活用して位置測定を補足してくれる端末だと、屋内でも比較的正確に場所を割り出してくれるケースがあります。
バッテリー持ち
小学生の子どもに持たせるものは、なるべく手間が少ないほうがいいですよね。
バッテリーの持ちが悪いと毎日充電が必要になり、子どもが充電を忘れたり、外出中に電池切れになってしまうこともあります。
少なくとも1〜2日は充電なしでも使える機種が理想的でしょう。
本体価格及び月々の支払い
GPSトラッカーは、本体価格と通信料(利用料)の両方が必要です。
本体価格は数千円〜1万円程度のものが多く、月額料金は500円前後で収まる製品がいくつもあります。
ただし、初期費用や端末保証の有無、解約時の手数料など、トータルコストにも注意が必要です。
アプリの使い勝手
iPhoneユーザーなら、アプリの対応状況や操作のしやすさも大事なポイントです。
GPSの位置情報を頻繁に確認する場合、アプリが直感的に操作できて、地図が見やすいことはとても重要です。
通知機能やエリア設定など、追加機能が分かりやすく使えるかどうかもチェックしましょう。
子ども用GPSトラッカー比較表
下記は、代表的な製品を比較した表です。
いずれもiPhoneアプリに対応しており、使いやすさ・導入しやすさで人気があります。
今回わたしが選んだのは「みてね見守りGPS」
わたしは最終的に「みてね見守りGPS」を選びました。決め手は以下の4点です。
- 直感的なアプリ操作
子ども用GPSトラッカーは、いざという時にサッと今の居場所を確認したいもの。みてね見守りGPSはiPhoneアプリが見やすく、ワンタップですぐに位置情報が更新されるのでとても便利です。 - 月額料金が500円前後とリーズナブル
毎月の維持費が高いと負担になりますが、500円ちょっとで利用できるのでコスパは良いと感じました。本体価格も5,000円程度で入手できました。 - バッテリー持ちが良い
1回の充電で数日間稼働してくれるので、毎朝慌ただしい中でもバッテリー残量を気にしすぎずに済みます。わたしの子どもは週末に一回まとめて充電するようにしており、平日5日間は問題なく使えています。 - デザインがシンプルで持ち運びやすい
子どもが使うものなので、カバンやランドセルにすんなり付けられる小型サイズも魅力でした。大きくてゴツいデバイスだと敬遠されがちですが、コンパクトなので子ども自身も嫌がらずに持ってくれています。
Apple AirTagは使えない?
「Apple製品同士で使えるならAirTagはどう?」という声も聞きます。
たしかにiPhoneユーザーにとっては便利そうに思えますが、AirTagは“物”を探すためのツールであり、人の位置情報を常にリアルタイムに把握する用途には向いていません。
また学校によっては“電子機器の持ち込み”と見なされる場合もあるため、AirTag単独では実用性が低いと考えたほうが良いでしょう。

まとめ
小学生になると、一人での通学や友だち同士での外出が増え、子どもの居場所を正確に把握しづらくなります。
スマホを持たせたいけれど学校でのルールがあったり、コスト面・使い方の問題で踏み切れないという方は多いのではないでしょうか。
そんなときに、月額500円ほどで始められるGPSトラッカーは強い味方になります。
わたし自身が導入した「みてね見守りGPS」は、アプリ操作がわかりやすく、バッテリーの持ちも良いので、「子どもに負担をかけずに見守りたい」という家庭には特におすすめです。
川崎市のように人の往来が活発な地域でも、GPS・Wi-Fiなどの測位を併用して比較的正確に位置がわかるのも魅力的です。
各製品ごとに細かい違いがありますので、ぜひ本体価格・月額料金・バッテリー性能・アプリの使いやすさ・学校のルールなどを比べて、ご家庭に合ったGPSトラッカーを選んでみてください。
子どもの安全を確保しつつ、新しい学校生活が安心してスタートできるはずです。


