陣痛タクシーは、急に陣痛が来ても安心して利用できる妊娠中の女性に嬉しいサービスです。この記事では大田区の陣痛タクシー情報について詳しく解説します。
大田区では大手タクシー会社が陣痛タクシーを取り入れていて、サービスが充実しています。次のような疑問にお答えしていきますので、最後まで目を通してみてください。
- 陣痛タクシーを利用する注意点は？
- おすすめのタクシー会社は？
- タクシーが来なかったらどうすればいい？
陣痛タクシーとは？
陣痛タクシーとは、陣痛が来た女性やその家族が産院へ行くための専用のタクシーサービスです。会社により様々ですが、一般のタクシーとは異なるサービスがあります。
- 事前登録をすれば、配車時に場所を伝える必要がない
- 知識のある専門ドライバーが運転してくれる
- 車内が汚れないように防水シートなどが準備されている
陣痛の間隔が短くなったら、まずは産院へ連絡します。そこで先生や助産師に状況を伝え、病院に来るように指示があれば、タクシーの手配に進みましょう。
事前登録や実際に利用する際の注意点をみてみましょう。
事前登録でスムーズな配車ができる
陣痛時にスムーズに配車ができるよう、事前登録が必要な場合があります。
下記のような項目を事前に登録することで、登録された情報を基にドライバーが迎えに来てくれます。
- 自宅の場所
- 行先の病院名
- 出産予定日
- 電話番号
自宅に一人でいるときに陣痛が来て、話をするのもままならない状態であっても、病院まで運転してもらえるので家族にも嬉しいサービスです。
車内を汚さないように配慮する
陣痛時は破水や出血でその場を汚してしまう可能性があります。いくら陣痛時で余裕がないとしても、車内を汚さないようにできる限り配慮するのがマナーです。
入院の準備物とは別に以下のものを準備しておきましょう。
- 大きなバスタオル数枚
- 大人用のおむつ、生理ナプキン
すぐに持っていきやすいよう、玄関などに置いておくと良いですね。
陣痛タクシーが来ない場面も想定しておく
便利な陣痛タクシーサービスですが、台数に空きがあるときのみ配車する仕組みが取られているので、次のような場面では陣痛タクシーが来ない可能性があります。
- 週末や悪天候時など通常のタクシーが込み合っている
- 深夜や早朝などタクシーの稼働台数が少ない
実際に出産を経験した人の中には、陣痛タクシーが利用できず、他の手段で病院に行った人もいます。
「陣痛タクシーが呼べない」状況でも慌てないために、以下の心構えがあると安心です。
- 複数の陣痛タクシーサービスに登録する
- 一般のタクシーを利用する
一般のタクシーのおすすめの利用方法については後ほど解説します。
太田区の陣痛タクシー
太田区で陣痛タクシーとして利用できるタクシー会社をまとめました。
| タクシー会社 | 電話番号 | 対応時間 | 陣痛タクシー | 対応区 | 備考 |
|---|---|---|---|---|---|
| 荏原交通株式会社 | 03-3783-5111 | 24時間 | 〇 | 品川区・目黒区 大田区・世田谷区 | 全車両防水シート完備 |
| 日本交通グループ | 03-6265-6388 | 24時間 | 〇 | 東京都23区 | クリーニング費用なし |
| kmグループ （マタニティ・マイタクシー） | 03-5520-5690 | 24時間 | 〇 | 東京都23区 | クリーニング費用なし |
| 東京無線協同組合 （プレママタクシー） | 0570-55-0555 | 24時間 | 〇 | 東京都23区 | クリーニング費用なし |
| チェッカーキャブ | 0570-00-3751 | 不明 | 〇 | 東京都23区 | |
| 日の丸交通 （子育てタクシー） | 03-3811-1156 | 不明 | 〇 | 東京都23区 | |
| 大和自動車交通 （たまごたくしー） | 03-3563-5151 | 24時間 | 〇 | 東京23区 （世田谷区・杉並区 練馬区以外） | 防水シート完備 |
陣痛タクシーが利用できないときはどうする？
陣痛タクシーが利用できなくても落ち着いて対処できるよう、以下のサービスについても目を通しておきましょう。
タクシー配車サービス
専用の陣痛タクシーサービスがないタクシー会社でも、陣痛時の送迎をしてくれる場合があります。自宅付近で利用できるタクシーサービスを調べておくと良いですね。
配車時は、直接タクシー会社に電話する方法が一般的ですが、配車用のアプリを用意しているタクシー会社もあります。緊急時でも簡単な操作で、自宅にタクシーが呼べるので積極的に利用しましょう。
配車アプリはいくつかありますが、大田区近辺で一番利用しやすいのは、「Go」と「S.Ride」になります。クレジットカードを事前に登録しておけば、支払いも全てアプリ内で完結するので、とても便利です。
ただし、一般のタクシーを利用する際は以下の点に注意が必要です。
- 陣痛が来ていることを正しく伝える
- 車内を汚さないように配慮する
- 自宅や病院の場所を落ち着いて伝える
基本的には通常の利用方法と異なる点はありませんが、ドライバーや車内環境への気遣いを忘れないことが大切です。
カーシェアサービス
週末や深夜や早朝などタクシーがつかまりにくい時間帯は、家族や親族に運転をしてもらって病院へ行くようにしましょう。妊婦自身が運転することは絶対に避けてください。
自宅に車がない場合は、タイムズカーシェアなどのカーシェアサービスがおすすめ。台数が多く、自宅近くですぐに利用できる便利なサービスです。
その他にも台数は少ないですが、月額費無料で登録できるカーシェアもありますので、徒歩圏内にあれば登録だけしておくと安心ですね。
カーシェアサービスについても、利用の手順や当日の流れを確認して、周囲の人と相談してだれがなにをするか決めておきましょう。
まとめ
もうすぐ出産予定だけど、どうやって病院へ行けばいいかわからない！という方におすすめの陣痛タクシーサービスを紹介しました。陣痛タクシーの事前登録や、配車アプリの登録は、スマートフォンがあればすぐにできるので、忘れないうちに済ませてしまいましょう。
事前の準備を万全にして、残りの妊娠期間を楽しくすごしてくださいね。
